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2018年5月30日 更新
これまでの宝を生かしたまちづくり
 これまでの宝探しから宝を生かしたまちづくりの取り組みについて紹介します。

平成4年度

・市長選に当選した小原市長(当時)が、「楽しく美しいまちづくり」を宣言
・9月から10月、楽しく美しいまちづくり地区懇談会を9地区において開催
・楽しく美しいまちづくり推進委員会を設立。
・市内9,000世帯を対象に、「わたしの宝さがし」アンケート調査を実施。7,371件の回答。

 楽しく美しいまちづくりの産声をあげた年。
宝を6つの分野に分類し、全世帯を対象に行ったアンケートで得られた約7,300件の宝情報が、宝を生かしたまちづくりの原点となっている。

平成5年度

・楽しく美しいまちづくり推進事業地区報告会(平成6年2月)
・「にのへ再発見」市民報告会(宝の発表・展示)(平成6年3月)

平成6年度

平成6年度
・「楽しく美しいまちづくり事業計画」をまとめ市長に提言。「楽しく美しいまちづくり事業計画書ダイジェスト版」を作成し、全世帯へ配布。
・「釜沢城と奥州街道」「足沢館と巨木の里」「えんぶり祭りと懐かし体験」ツアー
・坂本・白鳥地区宝の案内板完成。宝の説明板20基設置。

 「宝を磨く」段階へ取り組みを進め、探し出された宝と活用計画をもとに、地区ごとの活性化事業の展開を始めました。
 地区ごとの宝の地図を策定したり、宝の案内板・説明板・誘導板を設置するなどの個別事業を実施しました(宝の案内板はその後、平成13年度までに市内8地区に設置しました)。

平成7年度

平成7年度
・馬淵川でカワシンジュガイの生息を確認。
・折爪岳探検&ヒメボタルのためのコンサート鑑賞ツアー
・草原の風・星祭を市営牧野で開催し、来場者4,000人。
・白鳥・坂本地区「宝マップ(蛍舞い飛ぶやすらぎゾーン)」を10,000部作成。
・仁左平地区宝の案内板完成、宝の説明板10基設置。

 「宝を誇る」活動として、市民を対象に、各ツアーイベントや草原の風・星祭等を実施し、市民が自ら宝を誇れるような活動を行いました。

平成8年度

平成8年度
・イルカ頭部の化石「ニノヘイルカ」と命名される。
・折爪岳散策とヒメボタル鑑賞ツアー
・舌崎・釜沢・海上地区と御返地地区、宝の案内板設置
・御返地地区「宝マップ(風の歌を聴くロマンゾーン)」を作成。

 長寿寺(金田一)で発見された奇岩がイルカの頭部の化石であることが県立博物館の鑑定で判明し、「ニノヘイルカ」と命名され市に寄贈されました。

平成9年度

・大平のミズバショウと御返地の宝めぐりツアー
・国立科学博物館の鑑定の結果、市民が所有する毛皮がニホンオオカミの可能性がある、と鑑定。
・「にのへ味暦」発行
・金田一地区宝の案内板設置
・仁左平地区「宝マップ(薬草の里と英雄の伝説ゾーン)」を作成。

 今までの事業に続き、地域内で伝統食を「誇る」活動として「にのへ味暦」を女性グループが作成しました。

平成10年度

・金田一温泉センター「ゆうゆうゆ~らく」完成
・県立自然公園折爪岳に「もりの学び舎」「ふるさと自然公園センター」完成
・国営馬淵川沿岸農業水利事業の揚水機場予定地がカワシンジュガイ生息地と判明。
・斗米地区宝の案内板設置
・舌崎・釜沢・海上地区「宝マップ(アップル二戸体感ゾーン)」を10,000部作成。

 金田一に「宝を興す」、折爪岳に「宝を伝える」施設が完成。宝に触れる機会の創出が広がりました。
 また、のちに「宝を生かしたまちづくり条例」策定へ繋がることとなる、国の事業予定地でのカワシンジュガイの生息確認もこの年でした。

平成11年度

・まちづくり情報の発信の場「シビックセンター」完成。
・「宝の映像(夏編・冬編)」完成。
・楽しく美しいまちづくり事業計画書ダイジェスト版[改訂版]を作製、全戸配布。
・堀野・米沢地区宝の案内板設置
・斗米地区「宝マップ(縄文街道探索ゾーン)」を作成。

 シビックセンターがオープン。一階には、市内の宝をはじめ、市全体の動きを紹介しながら全国に向けて情報発信する「地域情報センター」を設置。宝を見て、触れて、その場で交流することで、コア(核となる施設)からサテライト(地域の宝)への「宝の探訪」へ繋がります。

平成12年度

・まちづくり情報誌「たがらっこ」発行
・「二戸市宝を生かしたまちづくり条例」施行
・こたつ談義「みんなが宝 みなの宝」まちづくり活動報告会開催。
・全国こども巨木サミット(環境省)
・「二戸市の巨木」印刷
・福岡地区宝の案内板完成
・堀野・米沢地区「宝マップ(縄文の心を伝えるまちづくりゾーン)」を作成。


 「宝を誇る」活動の一環として、宝の価値を多くの人に伝えていくために、まちづくりミニコミ情報誌「たがらっこ」1号から6号の発行やまちづくり活動報告会を開催しました。
 また、宝を生かしたまちづくりの理念となる、「宝を生かしたまちづくり条例」を制定しました、この条例が二戸市の市民協働につながっています。

平成13年度

・巨木と語ろう全国フォーラム(環境省)
・「馬淵川の小さな博物館」開催(二戸浄化センター)
・「国史跡指定九戸城跡ボランティアガイドの会」発足
・東北新幹線二戸駅開業プレイベント・市民宝めぐりツアー「石の文化が語る地域の歴史」開催。
・まちづくり座談会「新幹線がくるず どうするべぇ」開催
・福岡地区「宝マップ(二戸日本史発信ゾーン・二戸商業活性化ゾーン)」を作成。

平成14年度

・雑穀特産品第1弾「五穀ラーメン」完成、発表
・カシオペアメッセ・なにゃーとオープン
・にのへ見て歩きマップ作製
・二戸市物語(第1版)製作

 宝さがしを始めて10年目のこの年から、「宝を興す」プロジェクトがスタート。宝を産業へつなげる「宝興し」を進め、雑穀特産品第1弾の「五穀ラーメン」が発売されました。

平成15年度

・日本一の夫婦岩トレッキングツアー「カタクリの大群生と里山を彩るエドヒガン」
・五日町町内在住二人の日展入選書家が製作した80枚の暖簾がかかるまちづくり
・伯養軒と共同開発した地元食材にこだわった駅弁「蔵しっくかしわ飯」「九戸政実弁当」販売
・FUKUDAポスター大賞【684点】
・金田一川流域の歴史・文化にふれる旅
・折爪岳トレッキングマップ作製
 昨年から始まった「宝興し」事業の一環として、地元食材にこだわった駅弁(「蔵しっくかしわ飯」「北の勇将「九戸政実弁当」戦国の稔り」を販売しました。
 また、二戸市を訪れる多くの人々に宝についてのきめ細やかな情報提供を図るため、宝の周辺整備事業を行い環境づくりに努めました。
 この年から、宝の保存や活用、継承などの活動を多年にわたり行ってきた者を対象に、「宝を生かしたまちづくり賞」を授与しています。

平成16年度

・五穀餃子販売
・150枚の暖簾がかかるまちづくり
・1,000個のキャンドルクラフトが木蔭や川面に揺らめく「馬淵川のヒメボタルを楽しむ会」
・金田一温泉体験交流施設「ゆのはな交流館」オープン
・東京都小笠原村父島・母島エコツーリズム推進委員会との交流会
・「男神・女神」「折爪岳」のトレッキングツアーの開催、足沢地区に新たなコースを整備。
・「わがまち懐かしの写真展」開催

 引き続き、「宝興し」が進められ、雑穀特産品として、6月、「五穀餃子」の販売が開始されました。
 市民から募集した「わがまち懐かしの写真展」を8月、12月(~1月)の2回開催しました。

平成17年度

・さくらと宝めぐりツアー
・美しい日本の歩きたくなるみち500選認証記念「奥州街道 末の松山のみち」を歩く会
・ゆのはな塾(ゆのはな交流館)
・雑穀ごはんせんべい発売
・金田一温泉郷「湯ったりお散歩マップ」作製

 平成18年1月1日、旧二戸市と旧浄法寺町が合併し、新二戸市が発足した年。
 「さくらと宝めぐり」「日本一の夫婦岩トレッキング」「足沢巨木トレッキング」ツアーの開催及び金田一温泉地区に新たに「湯ったりお散歩」コースを整備し、マップを作製した。
 地域の宝に対する理解を深めるため、「ゆのはな塾」を3回開催した。

平成18年度

・地域づくり支援隊結成
・「男神岩・女神岩」国名勝指定
・星空の街・あおぞらの街全国大会
・三浦哲郎文学散歩in金田一温泉郷
・「にのへ地域づくりフォーラム」
・大嶺地区宝探し中間報告会

 浄法寺地区での宝さがしをスタートさせた。
 宝をめぐるツアーを開催した。(さくらと宝めぐりツアー(参加39人)、日本一の夫婦岩トレッキング(参加25人)、足沢巨木の里トレッキング(参加20人)、奥州街道ウォーク(参加39人))
シュトルム神父遺作展や三浦哲郎文学散歩in金田一温泉郷など、自然や文学に触れるイベントを開催し、多くの来場者があった。
浄法寺地区での宝さがしをすすめ、浄法寺地区宝さがし中間発表会を開催した。

平成19年度

・九戸城歴史物語を紙人形で再現
・職員出前講座開始
・地域担当職員制度開始
・「稲庭岳エコウォーク」
・「エコウォーク100選」公認コース認定
・第3回エコツーリズム大賞特別賞受賞
・「楽しく美しいまちづくり16年の歩み」展

 市民ボランティアが主体となって、九戸城の戦いなどを紙人形で再現する取り組みは、平成17年8月に始まり、平成19年に完成。4月から5月にかけて展示会を開催した。
 市民の「知りたい」「聞きたい」に答える「職員出前講座」が42のメニューでスタート。地域の皆さんと行政が情報を共有し、知恵を出し合い、ともに活力ある地域づくりを進めるため、「地域担当職員制度」を始め、市民協働の取り組みを一層進めた。
 また、平成4年度から取り組んできた「楽しく美しいまちづくり事業」が「第3回エコツーリズム大賞特別賞」を受賞しました。これまでの取り組みをパネルで紹介する「楽しく美しいまちづくり16年の歩み」展を開催しました。

平成20年度

・宝めぐりツアー(男神岩・女神岩エコウォーク、稲庭岳ネイチャーウォーク、九戸城エコウォーク)
・奥州街道探訪会(蓑ヶ坂)
・三浦哲郎文学散歩開催
・宝さがし報告会開催
・小学生用副読本「二戸の先人たち(初版)」発行

 エコウォークや奥州街道探訪会を開催し、歩きながら自然に親しんだ。二戸の先人たちを発行し、小学生が地元を知る機会の創出につなげた。

平成21年度

・宝さがしツアーの開催(ヒメボタル親子観賞会、親子自然探検隊)
・ネイチャーツアー(稲庭岳等)、奥州街道ウォーク、エコウォーク、街なか宝ツアー
・宝さがし報告会
・楽しく美しいまちづくり協議会設立
・寂聴記念館開館(5/4)
・シビックセンター開館10周年(ローマ字書道コンクール、田中舘愛橘博士特別展)
・酒の自動販売機が国の未来技術遺産に登録、黒沢治助商店が国の登録有形文化財に登録。
・金田一温泉駅100周年
・二戸市市民憲章、二戸市の花鳥木策定
・「似鳥のサイトギ」が選択無形文化財となる。
全国エコツーリズム大会の開催に向け、若手料理人の会と連携し、地元の食材を活用した料理の試食会(冬彩を食す会等)を実施し、この地域の生きる知恵ともいえる雑穀料理の開発・検証を実施した。

平成22年度

・市内ウォーキング大会開催(エコウォーク調査)
・奥州街道の整備
・全国エコツーリズム大会に向けた5団体との連携
・二戸市市民協働推進計画策定
・「~うるわしの地を巡る~ めっせうるしさま」開催

 平成23年度開催の全国エコツーリズム大会の受け入れ態勢強化のため、ツアーコース設定やツアーガイドの養成、モニターツアーの開催に取り組んだ。併せて、料理の試食会等を実施し雑穀料理の開発・検証を実施した。

平成23年度

・全国エコツーリズム大会in岩手にのへ開催(地域づくり団体5団体支援)
・「新二戸市物語」発刊
・「親子で探る二戸市の自然」発刊(小学校5,6年生副読本)
・被災地応援活動(野田塩と桑茶飴、劇団四季二戸公演)
2.楽しく美しいまちづくり協議会活動
浄法寺地区宝さがし、調査結果報告会

   「みちのくの原風景に生きる知恵をみる」をテーマに。全国エコツーリズム大会を開催。この地域に伝わってきた雑穀食文化を中心に、宝さがしで掘りおこされた地域の宝をエコツーリズム大会を通じ発信し、二戸の魅力を発信した。

平成24年度

1.まちづくり活動
・地域おこし協力隊の設置
※浄門の里づくり協議会が「農林水産祭むらづくり部門」で最高位の天皇杯受賞
2.交流人口の拡大
・月1エコツアー実施(6月から翌3月まで)
3.その他
・県立自然公園指定50周年記念企画展

 この年から地域おこし協力隊を設置し、浄法寺の宝さがしの推進に努めた。また、月1エコツアーを開催した。

平成25年度

1.宝を生かしたまちづくり活動
・エコツアーの実施(IGRと連携し年8回開催)
・地域素材活用支援(二戸若手料理人の会「ぶっとべ」開発)
・浄法寺ふるさと開発センターによる山葡萄食品の開発(ジュース(滋賀県の淡海酢(有)とのコラボ)、ゼリー(二戸食品とコラボ)
・渡辺喜恵子生誕100年記念事業の実施(展示会、講座)

平成26年度

・地域づくり支援(川又地区収穫祭)
・地域おこしに向けた、外部専門家派遣事業(総務省)の活用(着地型観光づくりに向けた指導)
・地域情報センター模様替え

平成27年度

1.宝を生かしたまちづくり活動
①二戸食の宝こよみ作成と活用
②稲庭岳ガイドブック作成
③地域おこし協力隊活動(長谷則之、高橋光子の2名を新規受入。IGRと連携した「岩手にのへおさんぽ日和」を実施し、毎月1回エコツアーを開催。情報発信。
・地域情報センター二戸市紹介映像製作

平成28年度

・二戸市の宝を生かしたまちづくりを題材にした本の出版
・小学生用副読本「二戸市の先人たち(第二版)」発行

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