本文
サイトの現在位置
2020年1月21日 更新
名誉市民

 前天台寺住職瀬戸内寂聴師(令和3年11月9日没)と岩手県社会福祉協議会会長菅三郎氏(平成22年8月5日没)は、旧浄法寺町の名誉町民でしたが、二戸市名誉市民条例の制定により、新市においてもその名誉を引き継ぎ、名誉市民として位置付け、今まで同様に功績を顕彰し、功労に報いていくこととなりました。
 また、田中舘愛橘博士は、旧福岡町において昭和26年に名誉町民の称号が授与されていたものの、町村合併時に引き継がれずにいましたが、博士の偉大な功績を今一度顕彰するため、あらためて名誉市民の称号を贈ることになりました。

瀬戸内寂聴師

 昭和62年(1987)、天台寺住職に就任して東北最古の名刹といわれた天台寺の復興に尽力され、それまではまばらであった参拝客、観光客が年を追うごとに飛躍的に増えた。
 また、成人式での講演など教育文化の興隆にも寄与され、旧浄法寺町の名を全国に知らしめ、町勢の発展及び町の名誉の高揚に多大な貢献をされた。

瀬戸内寂聴師(写真)

菅 三郎氏

 旧浄法寺町出身の菅氏は、盛岡市議会議員を経て岩手県議会議員として県政発展に尽力された。その間、岩手県議会副議長、同議長などの要職を歴任され、平成8年(1996)からは岩手県社会福祉協議会会長として福祉の増進に寄与された。
 また、昭和57年(1982)天台寺保存会会長に就任以来、永きにわたり天台寺の復興に尽力され、町勢の発展及び町の名誉の高揚に多大な貢献をされた。

菅 三郎氏(写真)

田中舘愛橘博士

 日本を代表する世界的物理学者(1856~1952)
 旧福岡町(現・二戸市福岡)に生まれ、東京帝国大学卒業後、イギリス、ドイツに留学。帰国後、同大学理学部教授として研究・指導に務める。専門は地球物理学及び航空学で、メートル法や日本式ローマ字の普及にも尽力。
 国際会議に約70回出席するなど、日本を代表する国際人としても活躍。貴族院議員3期。1944年岩手県人初の文化勲章を受章。

田中舘愛橘博士(写真)
本文終わり
掲載内容に関するお問い合わせはこちら
総合政策課
総合政策課
説明:総合計画、広域行政・自治体連携関係、新エネルギー政策、市コミュニティバス運行、交通政策、男女共同参画、国際交流、移住者への支援、ふるさと納税、外国人への支援
住所:028-6192 岩手県二戸市福岡字川又47
TEL:0195-23-3115
FAX:0195-25-5160