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2020年1月21日 更新
災害対策
 災害はいつ起こるか分かりません。日ごろから災害に備えておくことが被害を最小限に食い止めます。いざというときに慌てないためにもう一度身の回りを点検しておきましょう。

●台風に備えて

 台風の進路は地震と違い、ある程度予測することができますが、その威力は計りしれません。普段からの備えが台風に対して最も効果的です。

●台風が近づいたら

①台風情報に注意する。
②家などの補強を行う。
③いつでも避難できるように非常用品・携帯ラジオ・懐中電灯などを準備しておく。
④看板などの管理者は危険防止のための措置を講じる。

●日ごろの備え

①家屋の弱いところを補強しておく
②非常用品などを備えておき、時々点検する。(ヘルメット、懐中電灯、缶詰、水筒、救急医薬品、タオル、毛布など)
③電池式ラジオと予備電池を用意しておく。
④わが家の防災会議を開いておく。
⑤近所との連絡体制を確認しておく。

●台風の強さと被害予想

  
弱い
並み
強い
非常に強い
風速(メートル)
25未満
25~32
33~44
45~54
中心気圧
(ヘクトパスカル)
990以上
989~960
959~930
929~900
予想される被害
屋根のトタンが飛び、木やテレビのアンテナが倒れる。 木製の雨戸がはずれ、ネオン・電柱が倒れる。 小石が飛び散り、小さな木造家屋が倒れる。 木造家屋が多く倒壊し樹木は根こそぎ倒される。
 

●1時間の雨量と降り方

雨量 
予報用語
想定される被害
 10mm以上20mm未満
やや強い雨
地面からの跳ね返りで足元がぬれる。長く降り続くときは注意が必要。
 20mm以上30mm未満
強い雨
傘をさしていてもぬれる。側溝や下水溝、小さな川があふれ、小規模のがけ崩れが始まる。
 30mm以上50mm未満
激しい雨
道路が川のようになる。山崩れ、がけ崩れが起きやすくなり、危険地帯では避難の準備が必要。
 50mm以上80mm未満
非常に激しい雨
水しぶきで視界が悪くなる。地下に雨水が流れ込む。土石流が起こりやすい。
 80mm以上
猛烈な雨
大規模な災害が発生する恐れが強い。厳重な警戒が必要。

地震の備え

 災害の中で事前予知が難しいのが地震です。地震でいちばん恐ろしいのは、家屋の崩壊などの直接的な被害よりも、その後の二次的に発生する火災の被害です。何よりも火の始末が大切です。地震になったらすぐに火を消す習慣を身につけておきましょう。

 また、万一火が出たときのため消火器や防火用水、バケツを備えておくことも心掛けましょう。

地震時の心構え

①火元を止める

②火が出たらまず消火

③戸を開けて出口を確保

④あわてて戸外に飛び出すな

⑤固定された家具などに身を寄せる

⑥避難は徒歩で、持ち物は最小限に

⑦狭い路地や塀ぎわに近づくな

⑧山津波、がけ崩れに注意

⑨余震を恐れず、デマに迷うな

被害調査

 台風や地震災害による被害状況の把握は防災関係機関(市役所、消防署、消防団など)で行っていますが、実際には被害の実態が十分に把握できない状況です。

 いち早く全体的な被害状況の把握を行い、速やかな対策を講じなければなりません。被災者は速やかに市役所、消防署、消防団などへ報告してください。被害状況が把握できないと、後日個人に対する罹災証明書の発行を申し出られても証明できないこともあります。

地震の規模と震度

地震の規模はマグニチュードで表されます。これは震源から出る地震エネルギーの大きさです。震度は、ある地点における地面の揺れる強弱を数字で表します。
震度0 ●人は揺れを感じない。
震度1
●屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。
震度2
●屋内にいる人の多くが揺れを感じる。
●電灯などのつり下げ物がわずかに揺れる。
震度3
●屋内にいる人のほとんどが揺れを感じる。
●棚にある食器類が音を立てることがある。
震度4
●部屋の中の不安定な置物が倒れることがある。
●電線が大きく揺れ、歩いている人も揺れを感じる。
震度5弱 ●行動に支障を感じる人がいる。
●棚にある食器類や書棚の本が落ちることがある。
●耐震性の低い住宅では破損するものがある。
震度5強 ●多くの人が行動に支障を感じる。
●タンスなどの重い家具や自動販売機が倒れることがある。
●自動車の運転が困難になる。
震度6弱 ●立っていることが困難になる。
●壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
●耐震性の低い木造住宅では、倒壊するものがある。
震度6強
●はわないと動くことができない。
●固定していない家具のほとんどが移動、転倒する。
●耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがかなりある。
震度7
●自分の意志で行動できない。
●ほとんどの家具が移動し、飛ぶものもある。
●耐震性の高い住宅でも傾いたり、大きく破損することがある。
 

防災無線

 市では、火災、台風などの防災情報をはじめ一般行政面での利用を含めて防災無線を設置しています。防災無線の放送の際は、窓を開けて内容を確認してください。

 防災無線が故障で聞こえなくなったときには市役所へお知らせください。

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防災安全課
説明:消防、防災、災害の応急処置、防災行政無線、自主防災組織の育成、国民保護、防犯対策、交通安全対策
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