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2024年5月1日 更新
二戸市健康づくり都市宣言
二戸市は、令和6年5月1日に「健康づくり都市宣言」を行いました。

二戸市健康づくり都市宣言について

 一人ひとりの健康は、このまちを未来へ引き継ぐために欠かすことのできないものです。
 将来にわたり、持続可能でより良い社会を実現するためには、本市の健康課題を踏まえ、市民一人ひとりが生涯を健康であろうとする心がけと、主体的に健康づくりに取り組む行動がこれまで以上に重要となることから、広く市民の健康増進に資する「二戸市健康づくり都市宣言」を行いました。

二戸市健康づくり都市宣言 全文

 笑顔があふれ、だれもが健康で心豊かに暮らすことは、私たちすべての願いです。
 また、一人ひとりの健康は、このまちを未来へと引き継ぐために欠かすことのできないものです。
 市民が、かけがえのない心と体を大切にし、互いに助け合い健やかに暮らせるまちを目指し、ここに健康づくり都市を宣言します。

〇 転倒予防に取り組み、心身ともに健やかな生活を送ります。

〇 進んで健診(検診)を受け、病気の予防と早期発見に努めます。

〇 自殺予防に取り組み、助け合い支えあう社会をつくります。

〇 正しい生活習慣を身につけ、健康を意識した毎日を送ります。

令和6年5月1日  二戸市

二戸市健康づくり都市宣言の解説について

【解説文】
 だれもが健康で笑顔あふれる毎日を過ごすことは、私たちみんなの願いです。

 市民の健康づくりについては、市民や関係団体、行政が一体となって学校保健や母子保健、歯科保健などに積極的に取り組んできました。
 近年は、介護予防や重症化予防のための転倒予防や特定健診の受診率向上に重点的に取り組んでいます。

 一方、本市においても人口減少や少子高齢化が急速に進行しており、特にも若い世代が大きく減少していることは、地域の活力や魅力の低下など、まちづくりにも影響を色濃く与えているほか、新型コロナウイルス感染症の流行は、会話や外出の機会を減らし、人と人とのつながりを希薄にし、孤独や孤立の問題を深刻化させているなど、健康づくりにも大きな影響を与えました。

 一人ひとりの健康は、このまちを未来へと引き継ぐために欠かすことのできないものであり、若い世代は社会を担う中心として地域や社会との交流を大切にし、高齢者は元気に社会で参画し続けることが大切です。
 今後、持続可能でよりよい社会を実現していくためには、あらゆる世代が、生涯を健康であろうとする心がけと、自ら進んで健康づくりに取り組む具体的行動がこれまで以上に求められることになります。

 そのため、市民が主体となり、誰もが住み慣れた地域でかけがえのない心と体を大切にし、互いに助け合い、健やかに暮らすことができるまちを目指し、「健康づくり都市」を宣言しようとするものです。

(項目文)
1つ目
 転倒は、骨折などの大きなケガにつながり、寝たきりになるなど身体面に大きな影響を及ぼし、そのことが認知機能や意欲の低下などの精神面や、閉じこもりがちになるなどの社会面にも影響を与え、フレイル(加齢による虚弱)へとつながることがあります。
 子どもの頃から継続的に身体機能の維持・向上など転倒予防に取り組むことで、生涯を元気に過ごすことができます。

2つ目
 健診(検診)は病気の早期発見・早期治療ばかりでなく、病気になる前の段階での気づきを促し予防につながります。
 若い頃から進んで健診(検診)を受けることで、自分の体を知り、守ることができます。

3つ目
 人と人とのつながりの希薄化とそれに伴う社会からの孤立が懸念されています。
 孤立は、不安や悩みから自殺へつながる恐れがあります。
 人とのつながりを大切にし、助け合う社会をつくることで自殺のない社会の実現を目指すことができます。

4つ目
 健康であることは、自分はもちろん家族や親しい方々にとって、とても大切なことです。
 また、「生涯現役社会」の実現にむけ、若い世代からの主体的な健康づくり・疾病等の予防の取り組みが重要となっています。
 日頃から一人ひとりが健康づくりに関心を持ち、栄養や運動、休養などの正しい生活習慣を身に付けることで、健康的な生活を送ることができます。

 
令和6年5月1日 二戸市健康づくり都市宣言セレモニーの様子

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二戸市健康づくり都市宣言文
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本文終わり
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健康福祉企画課
健康福祉企画課
説明:戦傷病者、戦没者、遺族会、災害救助、献血、各種健康診査、生活習慣病検診等、
住所:028-6198 岩手県二戸市福岡字八幡下11-1
TEL:0195-23-1313
FAX:0195-22-1188