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2020年3月11日 更新
馬仙峡
馬仙峡は馬淵川と安比川の合流点から下流の馬淵川の渓谷と、左岸の男神岩・女神岩、右岸の大崩崖一帯が指定地となっており、四季折々の自然美で人々を魅了します。

 二戸市の南の玄関口、馬淵川の清流を挟んでそびえ立つ景勝の地、馬仙峡は昭和25年頃、二戸市出身の故国分謙吉知事の命名によるもので、折爪岳とともに、昭和37年に県立自然公園に指定されています。馬仙峡は馬淵川と安比側の合流点から下流の馬淵川の渓谷と、左岸の男神岩・女神岩、右岸の大崩崖一帯が指定地となっていますが、それぞれに四季折々の自然美で人々を魅了します。

●男神岩・女神岩

男神岩(直下の川より180m)、女神岩(〃160m)の二つの巨岩は、硬い安山岩質の岩石から出来ており、長い間の浸食によってその景観美が作られました。大きさから言えば日本一の夫婦岩で市内を一望できるほか、新緑の春、葉群が色づく秋それぞれにすばらしい景観を見せてくれます。

男神岩女神岩

希望大橋より男神岩女神岩

●明神ケ淵

女神岩のすぐ下を明神ヶ淵といい、男神岩・女神岩を見上げたり、対岸の大崩崖を望んだりできる馬仙峡のもっとも美しいポイントの一つです。また、一帯は公園として整備されており、直木賞作家渡辺喜恵子の歌碑や二戸初の大渕発電所を記念した田中舘愛橘博士のローマ字の碑が立っています。

明神が淵より大崩崖

海底火山が隆起して形成されたものといわれています。大崩崖は崖の途中から地層が変わっているのも特徴です。
頂上には九戸の戦いに初陣しながら病没した上方軍の蒲生氏綱(氏郷の甥)の墓があると伝えられています。

大崩崖の画像

明神が淵より大崩崖

●渡辺喜恵子歌碑

作家渡辺喜恵子氏が戦時中二戸市に疎開していた際に執筆した、小説「馬淵川」の直木賞受賞を記念して建立された歌碑です。
碑は地元産の自然石を使い、この碑のために渡辺喜恵子氏が作った句を肉筆からとって刻んでいます。
この句は恋仲であった男神に裏切られた女神が大蛇に姿を変え、馬淵川の主になったと言われる悲恋伝説を呼んだものです。

渡辺喜恵子歌碑の画像

渡辺喜恵子歌碑

●馬仙峡展望台

男神岩の上方にある展望台からは男神岩・女神岩の雄大な景色を展望することが出来ます。

馬仙峡

馬仙峡展望台より

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