背景・目的

　二戸市が管理する橋梁は171橋（令和3年3月現在、通行止め橋梁除く）あり、架設年が判明している93橋のうちの22％が架設年50年以上経過した高齢化橋梁です。20年後には73％に増加し、急速に橋梁の高齢化が進んでいく状況です。
　これらの橋梁がこのまま老朽化すると、集中した時期の大規模な修繕や架け替えによる膨大な費用負担や、工事による通行止めなど市民生活への影響が懸念されます。そこで本市では、平成23年度（2011年度）及び平成28年度（2016年度）に「二戸市橋梁長寿命化修繕計画」を策定し、計画的な橋梁の維持管理を行ってきました。
　今後も安全・安心な交通環境の提供のため、最新の点検結果に基づき、橋長15m以上55橋、橋長15ｍ未満116橋の計171橋を対象として、長寿命化修繕計画の改定を行います。