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2023年3月10日 更新
二戸市のフードダイバーシティの取り組みについて

〇食の多様性について

 フードダイバーシティとは「食の多様性」のことです。
 世界には宗教上の理由から口にできるものが限られていたり、自らの考えから食べることができないものがある人々がいます。
 さまざまな思想や文化を持つ人々が、同じようにおいしい食事を取り、空腹や不自由さを感じることなく快適に過ごせるようにしていく必要があります。

 ※ 国、地域別ベジタリアン等比率(観光庁資料より)

 ※ 訪日ベジタリアン旅行者数の推移(観光庁資料より)

〇市内事業者3社による「二戸フードダイバーシティ宣言」について

 令和2年1月24日、市内事業者の(株)小松製菓、(株)南部美人、久慈ファーム(有)の3社が東京都内で会見し、市や岩手県、日本貿易振興機構などと連携して「フードダイバーシティ(食の多様性)宣言」を行いました。
 食における多様性受容の視点から世界標準のまちづくりを目指し、訪日外国人客の取り込みなどにつなげる取り組みで、市全体を巻き込んだ取り組みは全国初となります。

左から、久慈ファーム久慈剛志社長、南部美人久慈浩介社長、小松製菓小松豊社長

〇フードダイバーシティの取り組み

 令和3年9月25日に、市内の飲食店や宿泊施設などにより、二戸フードダイバーシティ協議会が設立され、食の多様性に対応するための飲食店や事業者等への支援や地域内外に対するフードダイバーシティの認知度向上のための取り組みを行っています。
 市や県は、市民や生産者、飲食店への勉強会開催やガイドブック作成といった側面から支援し、フードダイバーシティ(株)が情報発信を担っています。

フードダイバーシティ株式会社のホームページ(リンク)

https://fooddiversity.today/

〇ヴィーガン料理提供店舗等の紹介

 二戸市は、冷涼な気候で寒暖の差が大きいことから、野菜や果物がもつ本来の力により、糖度を増した作物が収穫できます。
 リンゴやホワイトアスパラガスをはじめとした二戸地域で収穫された食材をシンプルな調理法でいただくと、素材本来のおいしさを味わうことができます。
 また、世界57ヶ国・地域に輸出している日本酒の蔵元「南部美人」や、ヴィーガン認証を5商品にて取得した南部せんべいの老舗「小松製菓」など、二戸の事業者が世界標準の多様性に対応できるよう料理の提供や商品を展開しています。

市内でヴィーガン料理の提供や対応商品の販売を行っている店舗は下記のとおりです。(料理を食べる際には予約が必要な場合があります。)

 ・自助工房 四季の里         【℡0195-23-7148】
 ・鮨処たけ田             【℡0195-22-3988】
 ・中国料理 龍譚酒家         【℡0195-43-3338】
 ・鉄板焼き処 來           【℡0195-23-4303】
 ・Cafe Stand Oli-oli(オリオリ)
 ・酵素玄米ごはん ゆきはな Cafe   【℡0195-26-8105】
 ・銀河ダイニングへのへの       【℡0195-43-3931】
 ・MIKADO(ミカド)        【℡0195-23-3023】
 ・南部美人              【℡0195-23-3133】
 ・北のチョコレート工場&店舗2door 【℡0195-22-2222】
 ・ポトラガーデン

二戸市観光協会ホームページ(リンク)

https://www.ninohe-kanko.com/diversity

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まちづくり課
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